こどもの日の過ごし方と起源と由来、女の子もお祝いして問題ありません!

柏餅を食べる男の子と女の子

毎年5月5日はこどもの日として、日本全国でお祝いされます。
この日にどんな活動が行われるのか、詳しく知っていますか?実は、
多くの親御さんが子どものイベントについて詳しくないというのが実情です。

お子さんが生まれてから、いろいろな子ども向けのイベントに驚かされることも多いでしょう。
特に、初節句の前には様々な準備があり、忙しい時期を過ごしている方も少なくないです。

今回の記事では、なぜこどもの日が特に男の子のイベントとされがちなのか、
その歴史的な背景や行事内容、食べ物について解説します。
また、女の子にとってのこの日の意味も考察します。

この記事は、以下のような方々に読んでもらいたい内容です。

・ こどもの日の具体的になにをするのかについて知りたい方
・ 女の子でも、こどもの日をお祝いしてもいいのか知りたい方
・ こどもの日の深い意味や背景をについて知りたい方

この記事を読めば、こどもの日の過ごし方がより明確になり、
お子さんからの質問にも自信を持って答えられるようになるはずです。

こどもの日の楽しみ方はいろいろ

「こどもの日にはどんな活動をすればいいのだろう?」
とお悩みの方も少なくないでしょう。
地域によって風習は異なるかもしれませんが、こどもの日ならではのお祝いをすることで、
こどもの日特有の雰囲気を味わうことが可能です。

手軽に楽しむ!五月人形と鎧兜の飾り方

五月人形や鎧兜は素晴らしいですが、高価なため手が出しにくいものです。
手頃な価格の代替品を探すのは難しいですね。

多くの家庭では購入を控える傾向にありますが、祖父母がプレゼントとして購入するケースを除き、簡単で低コストな方法が好まれています。

たとえば、折り紙で兜を作ることは、親子で楽しく過ごすのに適しており、
子どもたちにも喜ばれます。このようなシンプルなことをすることで、
こどもの日の雰囲気を手軽に楽しむことができます。

自宅に最適なこいのぼりの選び方と飾り方

市内では大型のこいのぼりが目を引きますが、
小さいサイズでも子どもの目線で楽しめる場所に飾ることができるのが魅力です。
自分の家に合ったこいのぼりを選んでみましょう!

九州地方を含む一部地域では、
「武者のぼり」という男の子の名前が記された旗を飾る風習もあります。
これは非常に印象的で格好いいものです。私が九州で生まれ育ったため、
この「武者のぼり」はこいのぼりと同じくらい一般的な存在です。

さらに、名前が入った装飾品として、名前旗もおすすめします。
品質が良く、1万円以下で手に入るものも多いですよ。

こどもの日のお楽しみといえばしわ餅とちまき

かしわ餅とちまき、どちらも非常においしいですね。
かしわ餅は子孫繁栄を願う日本古来の風習に則って食され、
こどもの日だけでなく、普段から食べたくなる美味しさです。

ちまきについては、その起源は中国にあり、
厄を払うために食べられることが一般的です。

日本国内では地域によってこどもの日に食べる伝統食が異なるため、
異なる地方の食べ物を試してみるのも面白い経験になるでしょう。

菖蒲湯(くずゆ)に入りましょう

菖蒲湯に馴染みのない方もいるかもしれませんが、その準備はとても簡単です。
菖蒲の葉をお風呂に入れるだけで完成です!

菖蒲はもともと中国で悪い気を払うために使われていたものです。
いつもとは違うバスタイムを楽しんで、リフレッシュしましょう。
私の家族は、菖蒲の葉を使って頭に装飾を作ったりして、
お風呂タイムをもっと楽しんでいます!

こどもの日は女の子をお祝いしても大丈夫!

女の子には3月3日のひな祭りがあり、この日には雛人形を飾りますが、
こどもの日が女の子には無関係だと思っていませんか?

実際に、ひな祭りではかしわ餅やちまきを食べたり、菖蒲湯に入ったりすることはありません。
ですが、女の子のお父さん、お嬢さんにもこどもの日の風習を楽しんでもらいたくないですか?

こどもの日は、子どもたちの健やかな成長を願う日であり、男女を問わず祝うべきです。
女の子もかしわ餅やちまきを食べ、菖蒲湯で子供の日をたのしんてみてください。

こどもの日には、端午の節句という風習があり、
男の子がいる家庭では鎧兜や五月人形を飾ることも一緒に教えましょう!

こどもの日は母と子どもたちを祝う感謝の日でもある

1948年から、5月5日は「こどもの日」と公式に制定されました。
この日は元々「端午の節句」として知られ、中国では菖蒲を飾る風習や菖蒲を用いた飲み物を
飲む習慣がありました。
それが日本へ伝わり、菖蒲の「勝負」や「尚武」という言葉に通じる響きが、
武家社会の中で男の子が立派になった事を祝う行事として発展しました。

しかし、こどもの日は男の子に限らず、
全ての子どもたちが立派になった事を祝う日でもあります。

また、あまり知られていませんが、この日は母親への感謝を示す日としても意味を持っています。

5月には母の日もあるため、この月は母親への感謝を表す月間とも言えます。こうした観点から見ると、こどもの日は母と子どもたちの健康と幸福を祝福する特別な日と言えるでしょう。

こどもの日の伝統や由来のまとめ

遊びを通じて学ぶことは子どもたちにとって非常に重要です。

兜やこいのぼりを折り紙で作る、絵を描くなどの活動や、
かしわ餅やちまきを使ったごっこ遊びを楽しんでみませんか?
これらはこどもの日にピッタリの親子のコミュニケーションです。

日本の伝統や文化を体験するこれらの活動は、家族で祝う素晴らしい機会を提供し、
忘れられない思い出を作ることができます。

こどもの日は、男の子も女の子も分け隔てなく
子どもたちの健康を願い、同時に母親への感謝を表す特別な日です。
父親もこの日には特に積極的に参加し、家族全員で素敵な時間を過ごしましょう。

将来、子どもが
「こどもの日を家族で大切に過ごした」
と思い返せるような、心温まる記憶を作り上げることができれば、
それは何物にも代えがたい喜びです。

是非になるよが素敵な思い出になるように家族みんなで工夫してみて下さいね。